知覧の水車からくり。
みなさんこんにちは、リビングウェルです。
知覧町の豊玉姫神社では毎年7月9日と10日に六月灯が開催されます。
行ってきました~。今年初の六月灯です♪
それにともなって上映されるのが「知覧の水車からくり」。
六月灯より、ある意味こちらがメインです。
今年のお話は「牛若丸と弁慶」。
「五条大橋での牛若と弁慶の出会いの場面」「義経が甲冑を着ている場面」そして有名な「弁慶の立ち往生の場面」をからくり人形で再現していました。
牛若丸と弁慶のお話は実はこれが最初ではなく、以前も上演されています。
前回までは牛若が上下にしか動かなかったのを、今年は「空中横移動」という新技を取り入れての満を持しての上演。
人形が動きながら、女性のナレーターが物語の説明をしているのですが、この声がとってもお上品。
鬼の弁慶のセリフさえも、まるでさわやかな好青年のように澄み切った声となっております。
ちなみに、「知覧の水車からくり」「加世田の水車からくり」はそれぞれ鹿児島県指定有形民俗文化財となっていまして、
ふたつのからくりを合わせて「薩摩の水からくり」として国選択無形民俗文化財になっています。
実は、このからくり人形舞台の下はこういう仕組みになっています。
壁には今まで上映された演目の見出しがバーッと並べられています。因幡の白兎や忠臣蔵、すごい数です。
神社前の川に設置されている水車を使って稼動しています。
「加世田の水車からくり」は7月23日(月)に竹田神社の六月灯もありますので興味のある方はぜひ行ってみてください♪